Simple is best!

2004年1月4日
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 年末にテレビ朝日で「朝まで生サッカー」という番組をやっていたので、何となく朝まで見てしまった。番組の内容は、セルジオ越後、ラモス瑠偉、釜本邦茂など著名なサッカー関係者や評論家が集まり、日本サッカーの現状について議論するというものだったが、先日の日記にも書いた「ストライカー育成プロジェクト」も議題の一つだった。
 そんな中、一人のサポーターが釜本氏に「どうすれば釜本さんのようなストライカーになれますか?」という質問をした。その問いに対して釜本氏は「たくさんボールを蹴ればいい」と答え、会場からは笑いが起こった。また、「シュート練習しなきゃ、上手くなんないよ」とも言っていた。以前、中日の落合監督も「(たくさん)バット振った奴には勝てないよ」と発言していた。落合監督は現役時代素振りをしすぎて、バットを置こうと思ったら手からバットがはなれなかったということもあったらしい。何も考えずにボールを蹴ったり、バットを振ったりするだけで上達するわけではないが、やはり量をこなさないことにはどうにもならない部分というものは確実に存在するはずである。
 おそらく、彼らのような超一流が言う練習量とは常人の考えよりも遥かにとてつもないものであるとは思うが、「量よりも質」ばかりが叫ばれている最近の風潮に一石を投じる発言であることは間違いない。
 上手になりたければ練習すればいい、そんな単純なことでも言う人が違うとやはり説得力が違う。

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