本日、アスペクト社より『プロ野球スカウティングレポート2007』が発売になりました。
監修はドラフト分析の第一人者である小関順二氏。
自分はパ・リーグ6球団の分析を執筆しました。
セ・リーグ6球団の分析は、あらゆる媒体で活躍されているスポーツライターの泉直樹氏が担当されています。

この本は各球団の選手をA〜Cランクに分け、事細かに分析し尽くしています。
例えば野手ならば、ボールカウント別、走者別、球場別などに打撃成績がまとめられており、他球団の主要投手との対戦成績を網羅しています。

核となる選手の寸評に関しては、監修の小関さんとの合計約20時間近い話し合いをもとに執筆したもので、その選手の特徴をあらゆる観点から分析しています。

11月と12月はこの執筆にかかりきりで相当苦労しましたが、かなりいい出来に仕上がったと自負しております。
この一冊があればプロ野球観戦が更に楽しくなること間違いなしの一冊です。
書店で見かけた方は、ぜひ手にとってみてください!

共著の泉直樹氏のブログによる紹介
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nextcircle/article/140

出版元のアスペクト社のページ
http://www.aspect.co.jp/np/details.do?goods_id=868

キャンプイン

2007年2月1日 野球
今日からプロ野球がキャンプイン。
センバツ出場校の決定に続いて、この時期になると球春の到来を感じる。
今年も多くのルーキーが入団したが、個人的に特に注目しているのが以下の三人だ。

田中将大(駒大苫小牧→楽天)
3年夏の甲子園は本調子とは程遠かったが、それでも決勝まで進み再試合まで投げ切るところはやはり並ではない。
スライダーがクローズアップされているが、フォークボールのキレも十分プロのレベル。
3年になって少し落ちが悪くなったとのことで夏はほとんど投げなかったが、2年時のキレを取り戻せばいきなり先発ローテに入ることも十分に考えられる。
選手層の薄い楽天に入団したことも本人とってはよかったのではないだろうか。

増渕竜義(鷲宮→ヤクルト)
球持ちの良いフォームで常時140km台中盤のストレートは田中にも引けをとらない。
二種類のスライダーとシンカーを巧みに操り、技巧的なピッチングができるのも大きな長所だ。
変化球が打者の手元で変化し、高卒ルーキーとは思えない“プロっぽい”ボールを投げるだけに、一軍スタートもうなずける。
現場でもテレビでもかなりの試合数を見ているが、悪かったことは一度もない。
大舞台での経験がないことだけが唯一の不安材料だが、立ち振る舞いを見ていると心臓も強そうだ。

前田健太(PL学園→広島)
三人の中で唯一の二軍スタートとなったが、フォームの完成度、守備やクイックなどの投げる以外の部分上記の二人を上回っている。
左右をピンポイントに突くコントロールと糸を引くようなボールのキレは見ていてほれぼれするほど。
落差の大きい“PLカーブ”はプロでもなかなか見ることのできないボールだ。
田中と同じく層の薄い投手陣だけに、早い時期の一軍抜擢も十分に考えられる。

簡単に特長を挙げたが、この三人は高卒ながら、新人王の可能性も秘めていると思っている。
三人揃って二桁勝利、そんな想像をするだけで楽しくなる。
昨日、センバツ出場の34校が決定した。
ある程度は予想通りだったが、びっくりと同時に嬉しかったのが成田(千葉)が滑り込みで出場になったこと。
エースの唐川侑己は全国で見ても間違いなくトップレベルの本格派右腕。
昨年のセンバツでも好投を見せたが、この1年で更にレベルアップしており、ストレートは150kmに迫る勢いだ。

個人的な見解では以下のような勢力図になる。

第1グループ
大阪桐蔭(大阪)
報徳学園(兵庫)
帝京(東京)
高知(高知)
広陵(広島)

第2グループ
仙台育英(宮城)
千葉経大付属(千葉)
佐野日大(栃木)
成田(千葉)
今治西(愛媛)
熊本工(熊本)

要注意
聖光学院(福島)
常葉菊川(静岡)
市川(兵庫)

それぞれにチームの詳細な見所についてはまた後日触れることにします。

新年会パート2

2007年1月13日 野球
 今日は夕方から新年会@池袋。先週は20人以上の大所帯だったが、今回はお世話になっている野球雑誌の編集やライターの方達と6人というこじんまりした集まり。60代1人、50代3人、30代1人、20代2人というバラエティに富んだ年齢構成。野球関係の集まりになると自分が最年少ということが多いのだが、最近は自分よりも若い人も徐々に増えてきた。今日も最年少のYさんは22歳。現役の大学生でありながら、あらゆる媒体で活躍している女性だ。自分より若い人が頑張っているのは刺激になる。一層精進せねば。

 ただこんなに年齢が離れていても、共通の話題があると話はつきない。特に50代のお二方は結婚が遅く、お子さんもまだ小さいということもあってか(?)、年齢的なギャップをほとんど感じない。50歳を過ぎた今でも、朝まで飲み歩くことはざら。今日は終電で帰ったが、結局2件をはしご。自分もかなりの量を飲んだが、相当なハイペースで飲みまくっておられた。50代恐るべし…。
 
 自分もそんな中年になりたいものである。

新年会パート1

2007年1月7日 野球
 何とか原稿の修正を終わらせ、今日は夕方から吉祥寺で新年会。

 主催者の佐野さんが元近鉄の応援団長ということで、近鉄関係の方が多い。89年に近鉄がリーグ優勝したときのビデオも流れていた。

 元近鉄、ヤクルトの選手で現在は四国リーグのコーチをしている衣川さんも飛び入りで参加。以前スカウトをされていたときに何度か球場でお会いしたことはあったが、しっかりお話するのは初めて。四国リーグの現状など色々と教えていただいた。去年は高校野球で徳島に行ったが、今年は四国リーグにも取材に行かねば。

 余談だが、飲んだ店のすぐ近くに「幽霊酒場」という居酒屋があって、凄く気になった。お化け屋敷のような外観で、“ひゅ〜”という定番の音楽が流れている。店員がお化けの格好で出てくるのだろうか?

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