強豪校目白押し 〜埼玉編〜
2004年4月25日 今日は埼玉県大会を観戦に大宮公園野球場へ。この日は大宮工−春日部共栄、久喜北陽−聖望学園、浦和学院−埼玉栄の3試合で、埼玉県内の強豪を一気に見ることができた。驚くような選手はいなかったが、まずまず楽しめたという感じ。チームのレベルとしては春日部共栄が頭一つ抜けている印象を受けた。エースの木村頼太(3年、左投左打)は、力みのないフォームで楽に腕を振れるのが長所。ステップの幅が短く立ち投げの感は否めないが、高校生レベルではスピードもありよくまとまっている。上背もあり大学、社会人で大化けする可能性は十分にあるだろう。野手では4番の井上和哉(3年、一塁手、右投左打)のバッティングが目を引いた。腕っぷしの強いパワーヒッターで、しっかりと自分のポイントまでボールを呼び込めるのが長所。手首の返しが早く打球は上がらなかったが、左右に強烈な当たりを放ち3安打と活躍。3番の鈴木康平(3年、三塁手、右投右打)はリストの利いた鋭い打球が特長。構えが小さく緩急への対応にも疑問は残るが、強肩を生かしたサード守備も光った。
昨年夏の代表校、聖望学園は目立った選手がおらず少しがっかり。浦和学院で目に付いたのはエース豊田(3年、右投右打)。オーソドックスだがバランスの良いフォームで、体重移動がスムーズ。テークバックで自然に肘も上がり、腕の振りも安定している。スライダーの多投は物足りないが、「好投手製造工場」のエースに恥じないだけのピッチングだった。試合は8回まで埼玉栄が1−0でリードしていたが、9回裏に浦和学院がトップバッター小山の劇的なサヨナラ満塁ホームランで逆転勝ち。大勢詰め掛けた観衆も大興奮の結末となった。
昨年夏の代表校、聖望学園は目立った選手がおらず少しがっかり。浦和学院で目に付いたのはエース豊田(3年、右投右打)。オーソドックスだがバランスの良いフォームで、体重移動がスムーズ。テークバックで自然に肘も上がり、腕の振りも安定している。スライダーの多投は物足りないが、「好投手製造工場」のエースに恥じないだけのピッチングだった。試合は8回まで埼玉栄が1−0でリードしていたが、9回裏に浦和学院がトップバッター小山の劇的なサヨナラ満塁ホームランで逆転勝ち。大勢詰め掛けた観衆も大興奮の結末となった。
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