5月の振り返り(前半)
2004年6月4日 いつの間にやらもう6月。5月はすっかり日記の更新が滞ってしまいました。読んでいてくださる方、申し訳ありません。そんなわけで、今日は簡単に5月前半に見た試合と目に付いた選手を振り返ってみます。
5月1日 鷲宮6−1東農大三(高校野球埼玉県大会)
評判になっている鷲宮の外野手、笹沼翔太(3年、右投右打)がお目当て。腰の据わった鋭いスイングでライナー性の打球が持ち味だが、どうもスイングがワンパターン。対応力には疑問が残った。守備範囲の広さ、肩の強さは高校レベルでは十分上位。
もう一人のお目当て、東農大三の串木野翔平(1年、投手)は登板せずがっかり。
5月2日 大田原3−6国学院栃木
鹿沼東0−9文星芸大付属(高校野球栃木大会)
文星芸大付属のエース沼尾勲(3年、左投左打)は、迫力は感じないが安定したフォームのサウスポー。テークバックで腕を下げすぎるのは動きのロスだが、その後引っかからずに肘が出てくる。体の割れが不十分なのも気になるが、球持ち長く制球も安定している。大学、社会人経由で将来的には面白いだろう。二枚看板のもう一人、泉徹也(2年、左投左打)も登板機会はなかったものの、遠投を見る限りではバランスの良いフォームで回転のいいボールを投げていた。
5月3日 横浜商5−3厚木西
横浜7−0横浜隼人(高校野球神奈川県大会)
横浜のエース涌井秀章(3年、右投右打)が抜群の安定感を見せた。立ち上がりこそ制球がばらつき、速球の伸びももうひとつだったが2回以降は全く危なげなし。しっかりと右足でためを作ってから投げにいけるようになり、しなやかな腕の振りがさらに生きるようになった。ストレートと同じ腕の振りで変化球が投げられ、カーブとスライダーで簡単にカウントが取れる。特に右打者のインコースに狙ってスライダーを投げられるのは素晴らしい。落ち着いた大人っぽいマウンドさばきで、フィールディングも◎。気になるのは線の細さ。特に下半身が細いのは心配だ。
横浜隼人の鈴江彬(3年、右投右打)、藤原貴寛(3年、右投右打)は初めて見たが、この日はいいところがなかった。鈴江は力任せのピッチングで、スピードはあるが棒球。藤原は故障の影響からかリリースが全く定まらず、球威ももうひとつ。夏での巻き返しに期待したい。
明日は引き続き5月後半に見た試合を振り返りたいと思います。
5月1日 鷲宮6−1東農大三(高校野球埼玉県大会)
評判になっている鷲宮の外野手、笹沼翔太(3年、右投右打)がお目当て。腰の据わった鋭いスイングでライナー性の打球が持ち味だが、どうもスイングがワンパターン。対応力には疑問が残った。守備範囲の広さ、肩の強さは高校レベルでは十分上位。
もう一人のお目当て、東農大三の串木野翔平(1年、投手)は登板せずがっかり。
5月2日 大田原3−6国学院栃木
鹿沼東0−9文星芸大付属(高校野球栃木大会)
文星芸大付属のエース沼尾勲(3年、左投左打)は、迫力は感じないが安定したフォームのサウスポー。テークバックで腕を下げすぎるのは動きのロスだが、その後引っかからずに肘が出てくる。体の割れが不十分なのも気になるが、球持ち長く制球も安定している。大学、社会人経由で将来的には面白いだろう。二枚看板のもう一人、泉徹也(2年、左投左打)も登板機会はなかったものの、遠投を見る限りではバランスの良いフォームで回転のいいボールを投げていた。
5月3日 横浜商5−3厚木西
横浜7−0横浜隼人(高校野球神奈川県大会)
横浜のエース涌井秀章(3年、右投右打)が抜群の安定感を見せた。立ち上がりこそ制球がばらつき、速球の伸びももうひとつだったが2回以降は全く危なげなし。しっかりと右足でためを作ってから投げにいけるようになり、しなやかな腕の振りがさらに生きるようになった。ストレートと同じ腕の振りで変化球が投げられ、カーブとスライダーで簡単にカウントが取れる。特に右打者のインコースに狙ってスライダーを投げられるのは素晴らしい。落ち着いた大人っぽいマウンドさばきで、フィールディングも◎。気になるのは線の細さ。特に下半身が細いのは心配だ。
横浜隼人の鈴江彬(3年、右投右打)、藤原貴寛(3年、右投右打)は初めて見たが、この日はいいところがなかった。鈴江は力任せのピッチングで、スピードはあるが棒球。藤原は故障の影響からかリリースが全く定まらず、球威ももうひとつ。夏での巻き返しに期待したい。
明日は引き続き5月後半に見た試合を振り返りたいと思います。
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