一場問題や15歳の辻本指名など話題には事欠かなかった昨年のドラフト。しかし終わってみればそれほど驚くような指名もなく、淡々と終わった印象だ。各球団の指名を振り返ってみたい。まずはパ・リーグから。

東北楽天
自由枠 一場靖弘(明治大)
2巡目 渡辺恒樹(NTT東日本)
4巡目 西谷尚徳(明治大)
5巡目 塩川達也(東北福祉大)
6巡目 大廣翔冶(東洋大)
7巡目 平石洋介(トヨタ自動車)
 分配ドラフトで獲得した顔ぶれを見ても、先発投手のコマ不足は目に見えている。そんな中、タナボタでも一場を獲得できたのは非常に大きい。最速154kmが大きく取り上げられるが、スライダーとフォークの完成度も大きな武器。実戦から離れている不安材料はあるが、一年目からローテーションに入る実力は十分にある。
 2巡目の渡辺には正直驚いた。一昨年のドラフト時には候補として名前があがっていたが、年齢的なこともありプロ入りはないだろうと思っていた。いくらすぐ使える選手が欲しいとはいえ、2巡目指名は高すぎるというのが率直な感想。
 評価できるのは西谷、塩川、大廣の大学生野手3人。特に西谷は攻守に隙がなく、早い時期から一軍に定着できるだろう。狙いがはっきりと分かりやすい指名ではあったが、20代前半の投手がいないのだからもう少し投手を獲得してもよかったはずだ。

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