オリックス
自由枠 金子千尋(トヨタ自動車)
2巡目 光原逸裕(JR東海)
4巡目 町豪将(JR九州)
5巡目 田中彰(法政大)
 相変わらずの中途半端な即戦力路線。まず自由枠の金子に疑問が残る。層の厚いトヨタ投手陣の中でも昨年は登板機会も多く、いい投手であることは確かだが、自由枠を行使しなくても獲得できたのは確実。しかも指名が決まっていながらその撤回を申し入れるなど、チーム合併のごたごたを引きずるようなことまであった。これでは金子にも失礼だ。その金子だが、きれいなフォームから140km前後のストレートとキレのあるスライダーを低めに集める制球力が武器。打者から見て怖さがないだけに、シュート系のボールを覚えたいところだ。町は実戦で見たことがないので分からないが、光原も金子と同じタイプ。岩隈の放出は痛かったが球団合併である程度投手のコマは揃っただけに、ダルビッシュや涌井など高校生を狙ってもよかった。面白いのは5巡目の田中。今秋のリーグ戦で本塁打の新記録を塗り替えて一気に注目を集めたが、その長打力は本物だ。高めに弱点はあるがサードの守備も悪くなく、今のチームにいないタイプだけに貴重だ。

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